2023.7.25

体操教室だいすき。元気いっぱい、がんばるぞ!〜高浜キッズこども園〜


高浜町には公立保育所が3か所、高浜町立認定こども園と私立認定こども園がそれぞれ1か所ずつあります。

 

 

そのなかで、今回は町内唯一の私立こども園、高浜キッズこども園のご紹介。高浜キッズこども園では、仏教にもとづいた教育方針で、感謝の心や反省の心、強く明るい子どもらしい心を育んでいます。

 

 

こども園までは、バスに乗って通園も


 

高浜キッズこども園には、通園バスもあります。毎日バスに乗って通園する子たちもたくさんいるみたいですね。駐車場に到着したバスの中からは、楽しそうな声が聞こえてきます。

 

 

おそろいの制服と帽子、バッグがかわいい。バスから降りた子どもたちは、みんな、まっすぐ園内へ入っていきます。さあ、こども園での1日がはじまりました。今日は月に1度の体操教室があるそうです。

 

 

体操教室には専門の先生が来られるようで、楽しみながら、本格的な体操ができるのだとか。年少さんから年長さんまで、それぞれ30分ずつ、みっちり教えてもらえます。

 

 

 年少児は笑顔いっぱい。マットや鉄棒で遊ぼう!


 

教室から並んで出てきた子どもたちは、体操の先生に『おはようございます』と元気にごあいさつ。さっそく、柔軟体操からスタートです。

 

 

みんな身体がやわらかい。そして先生もやわらかい(笑)年少児は、マット運動と鉄棒、跳び箱をやるみたいです。しっかり身体がほぐれたら、マットの近くに集合。一列に並びます。

 

 

マットの上を跳んだり、走ったり。やわらかいマットの感触が面白いのかな?みんな、いい笑顔です。

 

 

前まわりも頑張ります。ゆっくりしゃがんで、ごろんと一回転。先生の補助なしで、まわれている子もいました。

 

 

マット運動の次は、鉄棒をするみたいです。

 

 

見学の子どもたちも、お行儀よくイスに座って見ていました。

 

 

おさるさんみたいにぶらさがり。手がすべって落ちてしまわないように、ケガをしたりしないように、先生がひとりひとりマンツーマンでサポートしてくれます。子どもたちも安心して身をまかせている感じ。

 

 

そして跳び箱。4段の跳び箱に上に乗って、ジャンプをします。まだまだ小さな年少児たちにとっては、跳び箱の上に上るのも大変。先生に支えてもらいながら、よいしょ、よいしょと上ります。

 

 

高いところからジャンプするのはちょっと怖い…でも、体操の先生の支えと声かけで、勇気をふりしぼってジャンプできました。

 

 

そろそろ終わりの時間かなと思ったら、子どもたちが座ったマットを先生が引っ張り出しました。これは楽しそう。さらに、先生がマットをパンっと音がするほど勢いよくフロアにたたきつけると、子どもたちの髪が逆立つくらいの風が!キャーキャーと言いながら、大はしゃぎです。

 

 

子どもたちの笑顔と楽しそうな笑い声が印象的で、とっても可愛かったです。

 

 

力を合わせよう!年中児はバルーン


 

年中児クラスの体操教室は、大きな丸いバルーンを使いました。バルーンといえば音楽に合わせて演技をするイメージですが、今日は体操の先生の声かけや合図だけでバルーンを動かします。

 

 

片手でバルーンを持ち、引っ張りながら、全員で同じ進行方向に歩きます。みんなのバルーンを引っ張る力が同じでないと、キレイに広がりません。お友だちと力を合わせることの大切さや楽しさが実感できるバルーン。協調性がぐんぐん成長しそうです。

 

 

体操の先生が声をかけると、みんなで一斉にバルーンをふわっと浮かせて、そのまま勢いよくバルーンの中へ。すると…

 

 

すごい!大きな帽子ができました。みんなの動くタイミングが揃っていなければ、こんなにキレイに帽子にならないそうです。

 

 

帽子をつくるだけじゃなく、バルーンの上で体操したり、バルーンをお布団みたいにしてフロアに寝転がったり。

 

 

バルーンを使って遊ぶことは、普段ではなかなかできないこと。体操教室だけの特別な時間を思いっきり楽しんだみたいです。

 

 

 

跳び箱・鉄棒・組体操。年長児の体操教室は本格的


 

年長児は本格的な体操にチャレンジ。まずはみんなで楽しく体操するために、先生のお話をしっかり聞きます。

 

 

お手本として見せてもらった、体操の先生の跳び箱がすごい。さすがです。

 

 

さあ、次はみんなが飛ぶ番。苦手な子もいるだろうけれど、みんな頑張れ。

 

 

思い切ってジャンプして、跳び箱の上に座るだけでOK。跳び箱を跳ぶという感覚を覚えていくのですね。

 

 

鉄棒にもチャレンジ。前まわりや逆上がりなど、子どもたちがそれぞれ挑戦したい技をやります。もちろんすべて先生が補助してくれるのですが、なかには補助なしでトライする子も。

 

 

ラストは組体操。

 

 

ピラミッドや扇など、みんなで支え合って、ひとつのカタチをつくります。協調性や表現力が育まれるのはもちろん、お友だち同士の信頼関係も深まりそうです。

 

 

中段の子どもが中腰で、下段の子どもの背中に手を添えるだけにするなど、それぞれの身体に負担がかからないよう考えられていました。上段の子どもは先生やサポートする子どもたちがしっかり支えるようにし、ケガをしないように気を配られていました。

 

 

『ここに乗って』『手をつなごう』など、子どもたち同士でも声を掛け合いながら、組体操を完成させていきます。身体づくりはもちろん、心の成長も期待できる体操教室。どのクラスの子どもたちも、体操教室が大好きなようでした。子どもたちにとっては月に1度のお楽しみですね。

 

 

 園庭で思いっきり遊ぶ、自由な時間


 

子どもたちが体操教室をしている間、他のクラスの子どもたちは何をしているのかな?と思ったら、元気に園庭で遊んでいました。遊具で遊んだり、かけっこをしたり、砂場で遊んだり。それぞれが興味のある遊びに一生懸命。

 

 

手のなかになにがいるの?

 

 

見せてくれたのはダンゴ虫。自然のなかで見つけた新しいお友だち、大切にしてあげてね。

 

 

みんな大好き三輪車。人気の遊具は順番交代で使います。

 

 

ケンカになることもあるけれど、その度に話し合って、仲直り。

 

 

かけっこ競争がはじまりました。位置について、よーいドン。みんな真剣です。1位を目指して、全力で走ります。

 

 

体操教室と園庭遊びで充実の午前中。思いっきり身体を動かして、きっとお腹もぺこぺこでしょう。みんなで一緒に、おいしい給食を食べてね。

 

 

今回は、高浜キッズこども園の体操教室をメインに、子どもたちが午前中の時間をどんな風に過ごしているのかをお伝えしました。ずっと楽しそうな笑顔を見せてくれた子どもたちでしたが、先生の話を聞くときはきちんと集中するなど、感心する瞬間もたくさんありました。これからも、たくさん学びながら、高浜キッズこども園での毎日を楽しんでいってほしいと思います。

 

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