2024.2.7

子どもたちの「食」と「笑顔」をつくる。高浜町の保育所・こども園の給食ができるまで。


高浜の保育所やこども園に通う子どもたちは、お昼ごはんに給食を食べます。毎日食べる給食は、こども時代の大切な思い出のひとつで、大人になっても「給食のあのメニューが好きだった」とか「あれが苦手だった」など、話題になることがよくあります。

 

 

子どもたちが食べる給食は、各保育所・こども園にある給食室でつくられています。今回は、高浜町立認定こども園cocokaraの給食室にお邪魔して、どんな風に給食をつくっているのか、取材させていただきました。

 

 

 

 

美味しいだけじゃない、安心&安全の給食づくり。


高浜町の保育所・こども園の給食調理は、実績のある業者に民間委託されています。そのため、徹底した衛生管理のもと調理が行われていて、子どもたちに安心・安全・美味しい給食を提供できるそう。では、調理工程をみていきましょう!

 

 

まずはしっかり身支度をして、手洗い消毒を念入りに行います。cocokaraでは「前室」「検収室」「下処理室」「洗浄室」「調理室」と作業場が分かれていて、それぞれの部屋に出入りする度に、手洗いと靴の履き替えを必ず行います。また、エプロンも作業ごとに変える徹底ぶり。

 

 

 

調理工程 その1「検収」

 

 

朝一番、ぞくぞくと食材が届きます。使用する食材は地産地消を心がけており、地域の業者さんがその日に使う分だけを配達してくださいます。

 

 

届いた食材が発注通りか、傷みがないか、納品温度などを確認します。

 

 

 

調理工程 その2「洗う」

 

 

届いた食材を洗っていきます。野菜に虫や異物がないかよく確認して、3つに分かれたシンクで丁寧に3回水洗いします。

 

 

 

調理工程 その3「切る」

 

 

たくさんの食材が手早くカットされていきます。

 

 

料理や年齢に合わせて野菜の切り方を変えます。料理や年齢に合わせて野菜の切り方を変えます。

 

 

 

 

調理工程 その4「調理」

 

 

大きな鍋が2つ。この鍋で炒めたり、茹でたり、煮込んだりしていきます。

 

 

アレルギーのある子どもの食事や、赤ちゃんクラスの食事は分けて調理されています。

 

 

給食のメニューで、生ものは一切ありません。おひたしやサラダに使うキュウリやキャベツも一度ボイルしてから使います。

 

 

火を通したものは85度以上になっているか、冷やすものは20度以下になっているか、温度計でひとつひとつ確認していきます。

 

 

ここでも地産地消。高浜町の特産品「杜仲茶」を沸かしています。子どもたちは毎日、杜仲茶を飲んでいるそう。

 

 

子どもたちの健康を考え、化学調味料は一切使用せず、煮干しやかつお節でだしをとり、素材本来の味を感じられるように薄味にしています。また、お砂糖も三温糖を使ったり、油は米油を使うなど調味料にもこだわっています。

 

 

スタッフさんたちの会話は最小限。

 

 

役割分担がきっちりされていて、時間通りテキパキと調理していきます。(本当にすごい!)

 

 

 

調理工程 その4「検食」

 

 

味付けはスタッフ全員で確認します。子どもたちに届ける前に、所長先生・園長先生が出来上がった給食を食べ、味付けや安全性などの最終確認を行います。

 

 

 

調理工程 その5「配缶」

 

 

出来上がった給食をクラスごとに分けます。

 

 

この時、アレルギーのある子どもの給食もお皿に入れていきます。決して間違いのないよう、スタッフみんなで何度もチェックを行います。

 

 

 

 

調理工程 その6「配膳」

 

 

先生がコンテナで各クラスに給食を運んでいきます。

 

 

子どもたちは「待ってました!」と大はしゃぎ。

 

 

行儀よく列に並びます。子どもたちは「たくさんにしてください」「少なくしてください」と、食べられる分量をしっかり先生に伝えています。

 

 

 

そして…いただきます!

 

 

 

いい食べっぷり!みんな本当に美味しそうに食べています。

 

 

おやつもほとんどが手作り。子どもたちが給食を食べている間に準備を行います。

 

 

 

 

調理工程 その7「後片付け」

 

 

最後は後片付け。たくさんの食器を手際よく洗い、殺菌します。

 

 

シンクや調理台、鍋も水滴が一滴も残らないようにピカピカにします。

 

 

 

 

調理工程 その8「ミーティング」

 

 

業務を確認しあったり、安心・安全な調理をするための心得を読んだり、しっかりとミーティングを行って、全ての業務が終了します。

 

 

 

 

楽しい、うれしい、工夫いろいろ。


調理スタッフさんたちは、給食づくりだけでなく、いろいろな工夫で、子どもたちが少しでも好き嫌いを減らして、食べることに興味が持てるようにがんばっています。

 

 

そのひとつが展示食。子どもたちが今日何を食べたかがわかるように、その日の給食メニューを玄関の透明ケースに入れて展示しています。「今日何が美味しかった?」など、親子の会話のきっかけになっているようです。

 

 

さらに、給食室の前に季節に合わせた飾りつけをしたり、今日のメニューについてのパネルクイズを設置したり、おもしろい仕掛けも。

 

 

かわいくて楽しいと好評で、給食室のまわりに集まる子どもたちの姿も見られました。

 

 

子どもたちの笑顔と健康のために、思いやりたっぷりに働いてくれている給食室の調理スタッフさんたち。「給食で栄養がしっかりとれているから安心」「保育所のほうがおいしいって言う(笑)」といったお母さんの話もよく聞きます。真心がこもった美味しい給食は、子どもたちの成長に欠かせないものとなっているのですね。

 

 

そんな調理スタッフさんたちをご紹介。

 

 

調理中は真剣な表情でしたが、素顔はとても優しい方々でした。

 

 

・・・

 

今回は高浜町立認定こども園cocokaraを取材しました。その他の保育所・こども園でも同じように、調理スタッフの方々が安心、安全、美味しい、楽しい給食を作ってくださっています。

 

 

子どもたちも、給食を通して、食べ物の大切さや作る人の想い、感謝の気持ちを学んでいます。毎日、残さずしっかりとご飯を食べて、ぐんぐん成長していってね!

 

 

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