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高浜魅力再発見DAY。

作者が教える「はらぺこシジミ」お気に入りスポット【和田・高浜編】


                          

昨年、高浜町のオリジナル絵本「はらぺこシジミ」シリーズ3作目となる「はらぺこシジミ いのししタクシー」が完成し、現在町内書店やUMIKARAショップで販売中です。

 

1作目は高浜地区の春の風景を、2作目は和田地区の夏の風景を、そして3作目は内浦・青郷地区の秋の風景を描きました。

 

 

今回も、前回の記事に引き続き「はらぺこシジミ」シリーズに登場したスポットを巡りながら、高浜の魅力を再発見してきます。

 

そして再び登場したのは、この私。はらぺこシジミの作者、つりもとまきこでございます。今回は2作目となる「はらぺこシジミ ひみつのビーチ」の舞台、和田地区にやってきました。

 

 

そしてここは 『ハローベーカリープリーズ』さん。私が子どもの頃から大好きなパン屋さんで、昔懐かしい優しい味のパンが並んでいます。

 

 

特に人気のパンは、私の一番お気に入りでもある「さんかくパン」(本当の名前はクリームトルテ)。地域で愛され続ける味、未来にも残したい食として絵本にも登場させました。

 

 

いつも通り、さんかくパンを買いました。すぐに食べたいですが、ちょっと我慢。とりあえず、ビーチに向かいましょう。

 

 

和田地区の魅力のひとつは、やっぱりこの『路地』だと思います。絵本にも登場しますが、細い路地の向こうに青い海がキラリと見えるのが、なんとも情緒的。私は子どもの頃の夏休みを思い出してしまいます。

 

 

腰に浮き輪をつけて海に向かうワクワク感。にぎやかな民宿街。浜茶屋からする、ソースや炭の匂い…。最近ではそれもあまり感じられなくなり、路地を歩くと少し寂しい気持ちにもなります。

 

勝手にしんみりしたところで『和田ビーチ』に到着。

 

 

デーン!と正面に葉積島(はせきじま)が見えます。絵本では、シジミたちこねこの兄弟がここでさんかくパンを食べようとするのですが…トンビに奪われるんですね。

 

 

では、私も食べてみますか‥!

 

 

さんかくパンと青葉山が見事にリンク。「ええやん、ええやん!」と、ウキウキしていると、

 

 

ひぃ!やっぱり無理!

 

 

みなさんも、海辺での食事は本当に気をつけましょう。砂浜でパンを食べると高確率でトンビに奪われます。はらぺこシジミのシリーズ、全てにトンビが登場します。そして100%の確率でトンビに食べ物を奪われる展開となっています。「トンビをあなどるな」私からの強いメッセージだと思って読んでください(笑)

 

 

浜茶屋は夏だけの営業です。フライドポテト、ソースカツ丼、ホルモンうどん…早く食べたい。

 

 

ここ数年、コロナの影響で海水浴場が閉鎖されたりと、浜茶屋も大きな打撃を受けました。今年の夏はお客さんも戻ってきそうな予感…!ぜひ高浜で海水浴を楽しむ際は浜茶屋をご利用ください。

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さて次は、高浜地区に移動しましょう。

 

 

1作目の絵本、はらぺこシジミに出てくるこの場面。高浜町民だけでなく、高浜出身の町外の方からも大きな反響があり驚きました。

 

 

若宮区、旧丹後街道沿いにある『大安商店』さん。現在はご商売されていませんが、以前はパンやアイスなど食品を販売されていました。「若い頃、ここで買い食いしてた。懐かしい!」「絵本を見て記憶がよみがえった。」など、たくさんのお声をいただき、小さなお子さんも「シジミのお店」と言ってここを通るそう。嬉しいですね。

 

 

そして、最後にやって来たのは『若宮海水浴場』ここは夕日がきれいで、夕方の散歩にピッタリの場所。カラフルなボートがかわいくて絵本にも登場しています。(※勝手に乗ってはいけませんよ)

 

 

中学の卒業式の後、友だちとここで砂浜に絵を描いたのを思い出しました。青春ですねぇ。…ということで、15年越しに描いときますか。

 

 

犬みたいですが、猫(シジミ)です…。

と、いうことで。今回は絵本に登場する、内浦・青郷・高浜・和田地区のスポットを巡ってみました。ローカルな場所ばかり紹介しましたが、たまにはこういうのもいいのではないでしょうか。

 

 

高浜町のオリジナル絵本『はらぺこシジミ』、読んでみたくなった!と思われたら、高浜町内書店にお問い合わせください。また、ふるさと納税の返礼品にもなっていますので、こちらもチェックしてみてください。応援よろしくお願いします。

 

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